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年間ランキング~2009年

  • 2010/02/13(土) 23:29:15

2009年国内劇場公開作品を対象とした、勝手に映画ランキングTOP10。
(2010年1月作成。鑑賞本数・ランキング・コメントすべて当時のもの。)

2009年 ベスト10  
[対象内鑑賞数:83本]



 1位 『レスラー』 (アメリカ)
レスラー
不器用男の生き様に世界が泣き俺も号泣。マリサ・トメイと共にオマージュを捧げる80's ノスタルジーに陶酔出来るのも本作の魅力。ラスト、満身創痍でラム・ジャムを放たんとするランディの表情がこの作品の全てを物語っている。そして、本作の公開初日(6/13)にプロレスラー三沢光晴が試合中に殉死。本作『レスラー』は、小学生時代からのプロレス・ファンの自分にとって特別な意味を持つ作品となった。



 2位 『つみきのいえ』 (日本)
つみきのいえ
泣きたければ、2時間のピクサー作品を観ずに、たった11分間の本作を観ればよい。絵、物語、音楽、すべてほぼ完璧な一級の芸術品。別枠扱いでも良かったが、アカデミー受賞を受けて劇場公開していたのでランキング対象に。


 3位 『グラン・トリノ』 (アメリカ)
グラン・トリノ
ハリー・キャラハンの最期であり俳優・イーストウッドの勇退にふさわしいラスト。監督として唯一未踏の境地に達したとすら思えるほど。アジア人キャストとアメリカ人の老人だけの映画で興収10億円以上いった事実も凄い。ドラマ作品で興収10億以上を維持する監督はイーストウッドくらい。


 4位 『アバター』 (アメリカ)
まさかの『タイタニック』超えを果たしこの世の映像史の頂点を極めた超大作。とにかく映像の凄さに度肝を抜いた。正直物語には入れ込めなかったものの、そもそもキャメロンはアクション出身と思えば当然の出来栄えなのかも。3Dが飛び出すものだけではない事を世に知らしめた事はこれまた映像史に残る偉業。


 5位 『チェンジリング』 (アメリカ)
『グラン・トリノ』があるにも関わらず連チャンでこのクオリティを繰り出すイーストウッドに脱帽。アンジェリーナの魅力も去ることながら、エンタメ性、アート性、メッセージ性すべて揃った才色兼備な一作。


 6位 『ロルナの祈り』 (ベルギー)
1作ごとに更に高みに昇り詰めていくダルデンヌ兄弟の「赦し」の思想にはただただ感服。数年に一度の新作鑑賞に大満足。


 7位 『戦場でワルツを』 (イスラエル)
重い主題を詩的に見せる手法がすごい。そうやって門戸を広く構えながらも、最後には容赦なき事実を突きつける監督の姿勢に並々ならぬ覚悟を感じた。買付検討試写でえらく感銘を受け、社内を説得しDVD権を買付。


 8位 『沈まぬ太陽』 (日本)
鑑賞後にノベライズを購入した久々の作品。JAL凋落も頷ける、おぞましいまでの企業体質に驚愕。この手の骨太な邦画が少ない昨今貴重な一作。


 9位 『スラムドッグ$ミリオネア』 (イギリス)
期待しすぎたせいか大感動とはいかないものの、高揚感の演出はさすが。こういう作品が脚光を浴びるのは世相の反映なのか。


10位 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』 (アメリカ)
「犬=泣き」の単純な構図とおもいきや、極上の家族ドラマに不覚にも号泣。子を持つ親となった今、余計に評価したくなる作品。


次点 『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』 (アメリカ)
映画全体を包み込む幻想的な空気感は匠の成せる業。個々の好みがあるとは言え、結構名作の部類だと思う。




今年、我が子誕生!しかも男女の双子。あまりに愛おしく彼らに勝るものはないが、生まれて半年は3時間以上の連続した睡眠をとった日が数える程しかなく当然ながら映画の鑑賞本数も激減。例年比では大して減っていないが、一昨年前に買付検討で見たものが多く純粋に2009年内に見れたものはけっこう少なかった。生活がガラッと変わる中、5月には6年ぶりのカンヌへ。いまや洋画不況と言われる中、日本人バイヤー数も激減しており、マーケット自体割りと地味な印象だった。ニコラス・ケイジ主演作とスティーヴン・セガール主演作を1本づつコミットしたのみで買付活動も控えめだった。洋画ビジネスが肩身の狭い時代に本格的に突入し、今後の生き方を改めて考えさせられる1年であった。

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年間ランキング~2008

  • 2010/02/12(金) 00:56:40

2008年国内劇場公開作品を対象とした、勝手に映画ランキングTOP10。
(2009年1月作成。鑑賞本数・ランキング・コメントすべて当時のもの。)

2008年 ベスト10  
[対象内鑑賞数:86本]



 1位 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 (アメリカ)
ゼアウィルビー
音響とカメラワークの巧みな合せ技、宗教と科学の対立、狂気に満ちた主人公の執念(とそれを演じたダニエルデイルイスの怪演)・・・どれもが凄まじいレベルに達しており全編に漂う怪しい空気感もあいまって、人間ドラマ枠を超えた人間内省ホラーともいうべき怪作。『2001年宇宙の旅』を意識した演出構成も個人的には響いたのかも。ここ5年間では『ブロークバック・マウンテン』に匹敵する出来。



 2位 『クローバーフィールド HAKAISHA』 (アメリカ)
クローバーフィールド
観終わって暫く興奮冷めやらなかった久々の作品。映画概念をひっくり返す力量はミヒャエル・ハネケも同等だが、あくまでも一般大衆に向けてそれを行った点が◎。こじんまりした題材になりがちな一人称映画で、未曾有のスケール感を演出したプロデューサーの才能に歓喜!


 3位 『ダークナイト』 (アメリカ)
ダークナイト
ヒーロー映画というよりギャング映画の趣き。それだけヒースが光っていたからと思うが他のキャストも良かった。語るに難しいが、演出・脚本・音響・演技・効果・編集、どれも限りなく満点という印象。新生バットマンはエンディングがクールで好きだ。

 4位 『レッドクリフ Part1』 (中国)
三国志のこだわり色々あってもエンターテイメントならこれで良し。こんなに面白いとは思わなかった。


 5位 『ウォンテッド』 (アメリカ)
宣伝内容を根本から覆す変化球に関心。よく練られた世界観、アナログとCGのブレンドが利いたイカしたアクション、キャストの配置などベクマンベトフのdirectionは見事で、一国で名を成した者は世界に通ずる好例。


 6位 『地球が静止する日』 (アメリカ)
レッドクリフ同様、大作感もろだしの宣伝・内容を評価。ラピュタと同じやん!ってツッコミあってもオリジナルはラピュタより遥かに昔。ハリウッド大作が下火の中こういう作品が頑張ってくれると嬉しい。中学時代に恋におちたジェニファーコネリーいまだにカワイイ。


 7位 『イースタン・プロミス』 (イギリス)
サウナでの全裸格闘シーンは映画史に残る名シーン。ヴィゴはマイ・ジャンルを確立しつつある稀少な役者だと思う。


 8位 『魔法にかけられて』 (アメリカ)
やはりディズニーが王道路線で勝負してくると強い。92年から数年続いたロマンス・アニメ路線を復活させれば絶対儲かるのに・・・。


 9位 『12人の怒れる男』 (ロシア)
オリジナルを超えられるはずがないにも関わらず、見事な変化球がこの名作に新たな命を吹き込んだ。あっぱれニキータ・ミハルコフ!


10位 『クライマーズ・ハイ』 (日本)
暑苦しいブン屋根性。携帯なき時代の迫力故現代劇でこのドラマ感は生まれにくい。



次点 『WALL・E/ウォーリー』 (アメリカ)
ピクサーものとしては普通の出来栄えだけど良い話なので。なんとなくポニョと被った。



仕事で観たものや旧作を合わせるとなんと180本以上になった。でもその実、公開作は全般に不作で、映画館で観たいという衝動頻度がいよいよ下がりつつある危険状態に。仕事の方はDVD権の買付に奔走した1年だった。2003年11月のミラノ以来となる海外出張として9月に初めてのトロント国際映画祭に、11月には5年9ヶ月ぶりとなるAFMへ参加。後に大ヒットとなる『パラノーマル・アクティビティ』のビデオ権を買付。また、トロントでは人生最高数と思われる一日で7本の映画を鑑賞するという荒行を達成。本格的に迫り来る洋画不況を前に買いまくった1年だった。

年間ランキング~2007年

  • 2008/02/11(月) 00:09:41

2007年国内劇場公開作品を対象とした、勝手に映画ランキングTOP10。
各メンバーのベスト10と集計結果は別途掲載。 (2008年1月作成。鑑賞本数・ランキング・コメントすべて当時のもの。)

2007年 ベスト10  
[対象内鑑賞数:95本]



 1位 『ONCE ダブリンの街角で』 (アイルランド)
ONCE

上映開始10分たたぬ間に涙腺を緩ませた初めての作品。成就しない恋をポジティブに描ききった秀逸なロマンス映画。二人の出逢いの瞬間が忘れられない。



 2位 『ロッキー・ザ・ファイナル』 (アメリカ)
ロッキーザファイナル

期待を裏切らない映画とはまさにこれ。敗者を演じると何故か高評価されるスタローンの真骨頂。別格扱いとして1位でもよかったが一応この位置。


 3位 『ツォツィ』 (南アフリカ)
ツォツィ

直球勝負の感動作。シンプルな内容ゆえに涙を誘う。赤ちゃんがかわいすぎだが外人は大人になると何故ああも強面になるのだろうか・・・。


 4位 『グアンタナモ、僕達が見た真実』 (イギリス)
圧倒された。NHKスペシャル的内容を商業映画としてここまでに昇華させたウィンターボトムの才と執念に感服。


 5位 『バベル』 (アメリカ)
スケール感でいえば本年度ナンバーワン。近親相姦のメタファーは嫌いだが、全体を通して記号的解釈を促す演出手法は個人的に好きだ。


 6位 『それでもボクはやってない』 (日本)
刑事事件の暗部に迫りながらも、エンターテイメントとしてのテンポ・演出が徹底されてるのが◎。

 7位 『ボーン・アルティメイタム』 (アメリカ)
ここまで面白ければ"007"に継ぐスパイ映画の金字塔と言ってもよいのでは?北米興収の右肩成長に第4弾への期待高まる!知的なイメージがまたよい。


 8位 『ラッキー・ユー』 (アメリカ)
ポーカー界伝説の男とその息子がラストで対決・・・予定調和を期待してると軽くスカされてしまうが、ベテラン監督ならではの粋なオチにシビれた。


 9位 『ストンプ・ザ・ヤード』 (アメリカ)
「8マイル」にみた一気通貫な底辺魂は微塵もないが青春スポコンものとして観れば上出来。映画としてどうこうはさておき観ていて気持ち良かった。

10位 『パラダイス・ナウ』 (パレスチナ)
自爆攻撃を命じられた若者の心の葛藤をえぐった問題作。政治的・宗教的な偏重を交えずにあくまでも人間ドラマとして描いた試みは高い評価に値する。



次点 『ディパーテッド』 (アメリカ)
オリジナルの方がいいに決まってるが、鼻につくほどのキレ役ウォールバーグの怪演にハマッた。



この年の10月、3年半携わった予測関連業務から買付部門へ異動することに。かつてMIFEDからの帰路で誓った”サポート業務からの卒業”が5年半越しで果たされることに。かつてスパルタのように叩き込まれた買付情報収集の知識が再び生かされることになるが、かつてはあくまでも「サポート」止まり。今回は、ひとつのプロジェクトを一任される「バイヤー兼プランナー」ということで、いままでの自分を脱皮させる意味でもこのチャンスをモノにしなくてはならない。 いよいよ雲隠れのできない最前線での戦いが始まった。 と・・・まずは、うんちくタレる前に結果を出します。

年間ランキング~2006年

  • 2008/02/06(水) 23:48:22

2006年国内劇場公開作品を対象とした、勝手に映画ランキングTOP10。
昨年同様各メンバーのベスト10と集計結果は別途掲載。 (2007年1月作成。鑑賞本数・ランキング・コメントすべて当時のもの。)

2006年 ベスト10  
[対象内鑑賞数:94本]



 1位 『ブロークバック・マウンテン』 (アメリカ)
ブロークバック

「ゲイ」という固定観念の強いシンボルを用いて「愛」の本質を説いた近年屈指の名作。 決してホモ映画ではなく、愛に対して盲目になりがちな現代人への警鐘ともとれる。一線を超えてしまったヒース・レッジャーが泣き崩れるショットは映画史上に残る名シーン。



 2位 『ユナイテッド93』 (アメリカ)
ユナイテッド93

現場に居合わせているかのような臨場感。 驚愕と静寂のラストは、どんな悲劇も希望に昇華させる映画の新しい可能性を示唆。前のめりになって観ている自分も久々。

 3位 『グエムル/漢江の怪物』 (韓国)
グエムル

インド象サイズのグロテスクな怪獣が白昼堂々人を食いまくる映像インパクト。 川岸を猛突進するグエムルの登場シーンに始まるある種荒唐無稽ともとれる展開も逆説をとれば超現実的。 完成度めちゃ高。 ポン・ジュノは天才だ。

 4位 『リトル・ミス・サンシャイン』 (アメリカ)
手押しで飛び乗るバスは人生そのもの。ダメダメな家族がひとつになっていくさまをジンワリうまく描いている。音楽の後押し一切不要で泣ける画作りにこの監督たちの才能をみた。

 5位 『フラガール』 (日本)
エンターテイメントの要素をすべて兼ね備え、見事2006年邦画No.1に。しずちゃんの涙に、岸部一徳の方言に、クライマックスの蒼井優ソロ・シーンに 拍手喝采!!

 6位 『クラッシュ』 (アメリカ)
誰もが生きていく上で遭遇するであろう様々な「運命」や、「奇跡」、「命の尊さ」といった観念的モチーフを群像劇スタイルで刺激的に描いた意欲作。それにしてもドン・チードルは素晴らしい役者だ。

 7位 『プラダを着た悪魔』 (アメリカ)
主人公の選ぶ道が斬新でユニークな傑作ラブコメ。『ワーキングガール』から18年経過すると女性の描き方がここまで変わるものかと感心。メリル・ストリープの演技も相変わらず最高。

 8位 『明日の記憶』 (日本)
重い主題を扱いながら夫婦愛を問う良作。『私の頭の中の消しゴム』は恋愛映画止まりだったが、本作では現実にこの病気に苦しむ人々への救いを掲示している。山村の突き抜けるような緑が印象に残る。

 9位 『スーパーマン・リターンズ』 (アメリカ)
『バットマン・ビギンズ』に続き抜群の満足感。貞操観念の弱いロイスは不快感全開だが、子供たちに夢と希望を与える正義の味方はみていて気持ち良い!

10位 『ゆれる』 (日本)
高度な謎解きに適度な脱力感を加えた高完成度の人間ドラマ。この脚本にこの役者ありの完璧な演出に大物監督としての片鱗を伺わせる。「刑事コロンボ」へのオマージュなどのパロディ演出にも注目。


次点 『太陽』 (ロシア)
ソクーロフ作品をリアルタイムで鑑賞出来る悦楽。当時を再現した独特の空気ににただただ酔いしれるばかり。


とにかく映画館で観まくった1年だった。公開作の鑑賞本数は過去最高になり、この位観てようやく色々と評価できるようになった気がする。しかもこの年は豊作で上位3作品は近年の中でも白眉。その中でも1位となった『ブロークバック・マウンテン』は少なくともこの5年間でナンバー1ではないか、という程の素晴らしい作品だった。

年間ランキング~2005年

  • 2008/01/30(水) 22:03:28

2005年国内劇場公開作品を対象とした、勝手に映画ランキングTOP10。
この年より、レギュラー陣による発表形式が復活。コメントやキネ旬方式の採点などもおこなった。各メンバーのベスト10と集計結果は別途掲載。 (2005年末作成。鑑賞本数・ランキング・コメントすべて当時のもの。)

2005年 ベスト10  
[対象内鑑賞数:75本]



 1位 『ある子供』 (ベルギー)
ある子供

ダルデンヌ兄弟作品は「息子のまなざし」でショックを受けたがこの映画で完全にファンに。 クストリッツァやカウリスマキ、更にはエイゼンシュタインと出会った時の衝撃に似ている。巧妙な脚本と俳優の演技にすべてを委ね、音楽と虚飾を一切排除したドキュメンタリータッチは過去のダルデンヌ作品共通のスタイル。 全編に渡りリアル過ぎる描写が続くので感動というより劇画タッチの報道ドキュメンタリーでも見ている気分だったが、唐突に訪れるラストシーンでは大粒の涙が。 このような奇跡的なラストを押し付けがましくなく描くこの兄弟は、多くの映像作家の中でも格の違いを感じる。心に焼き付いて消えないであろう名作の一本。



 2位 『ミリオンダラー・ベイビー』 (アメリカ)
ミリオンダラーベイビー

賛否が分かれる本作だが、ラストシーンについては魂の解放と捉えてハッピーエンドと考える。 イーストウッドの脚本や演出もすばらしいが、何よりピカイチなのはヒラリー・スワンクの渾身の演技。マギーがフランキーに呼びかける無垢な「ボス!」の一言だけで涙腺がしびれた。 BGMもないのに二人が並んでるだけで、切なさが伝わってくるのも凄かった。 私は「ミスティック・リバー」よりもこちらの方が感動した。

 3位 『サイドウェイ』 (アメリカ)
サイドウェイ

パッとしないオヤジ二人のロードムービーというさわりだけでかなりソソられた。全編まったりと進行しこれといった起伏もないが徐々に感情移入させるアレクサンダー・ペインのしなやかな演出も心地よく、静かに勇気と希望を見出すラストシーンは心にやさしい感動をもたらしてくれる。ワインの熟成とダメオヤジの成長をクロスオーバーさせていくあたり、やはりこの監督の巧さを感じた。

 4位 『男たちのYAMATO』 (日本)
邦画が元気な昨今、圧倒的な力強さとメッセージ力で2005年度邦画のダントツNO1に。「男たち~」のタイトル通りあくまでも戦う男側からの主観が際立つ演出だったため陸上シーン描写はやや端折ってる感じを受けたが、それでも余りある男のドラマに心打たれた。 ドラマもいいが、とにかくアクションシーンがすごい。日本人なら誰もが知る戦艦大和の史実を改めて思い知らされた。我々の平和な生活の礎は彼らの命によるものだったのかと思い号泣。角川=東映の底力をみた。

 5位 『ALWAYS/三丁目の夕日』 (日本)
現代の若者も溶け込めるテイストで描いた昭和ノスタルジー。いまや死語にすらなりかねない戦後の「ハングリー精神」に感動し、コミカルなキャラクターと日本人のココロの琴線に訴える情緒あふれる風景描写に思わずホロッと涙。頑固オヤジ堤真一に愛着を感じ、ホマキの可愛さに釘付けになり 吉岡のダメ男っぷりに拍手 !! 映画の中身うんぬんではなく、とにかくいい映画を観た。

 6位 『チャーリーとチョコレート工場』 (アメリカ)
ハリウッド映画がイマイチだったこの年、スターウォーズ、キング・コングに次ぐエンタテインメントをみせてくれたのがこの作品だった。アトラクションのようなとにかく楽しい映画。ウンパルンパや踊りだすグランパ、絶妙な演技のウィリー・ウォンカ・・・。ここまでエキセントリックで且つハートウォームに仕上げたティム・バートンはやっぱり天才だった。しかしながら興収53億なんて誰が予想したことだろうか・・・ 日本人の感性が洗練されてきたということなのか?

 7位 『私の頭の中の消しゴム』 (韓国)
鑑賞前に感動ハードルをかなり高く置いていたにも関わらず予想以上の泣きを提供してくれたので見事第7位にランクイン。ベタ過ぎる展開だが国内韓国映画興収ナンバー1樹立が何よりその実力の証明。 しかしながら、正直前半部分は席を立ちたくなるほど重かった。実際に自分がこんな恋愛をしたら・・・と想像するだけで気分が悪くなった。そんな風に思った映画は生涯数える程度しかない。

 8位 『キング・コング』 (アメリカ)
一年分の幕の内弁当を食わされたような食い倒れ映画。あり得ない程たたみかえる演出とキングコングの哀愁、そしてエンパイヤステートビル上空の空撮シーン・・・エンタテインメントのテンションをあれだけ高めながらもしっかり緩急を忘れない演出がいい。何はともあれ世紀の大作:指輪物語の後の新作であるにも関わらず、これだけのものを創って見せたピーター・ジャクソンの監督としての奥の深さを感じずにはいられなかった。

 9位 『ミリオンズ』 (イギリス)
意外にもこの作品がよかった。ダニー・ボイルが初めて挑んだと思われる親子ファンタジー。 とりたてて展開に新しさもなくシンプル・ストーリーだったが、子役の純真なひたむきさにグッときて癒された。カンヌで買付相談され「パスでしょ!」、と断言したため劇場に足を運ぶのが怖かったが、興行は振るわなかったようで少しホッとした。いい映画なんだけどなぁ。。

10位 『北の零年』 (日本)
和製スカーレット・オハラともいうべき吉永小百合の体当たり演技がよかった。歴史に翻弄されながらもプライドを捨てずに生き続けた人々とその愛憎劇ということで、作品のスケール感も大きく見応え十分。行定監督の安定した作品づくりにも拍手。(春の雪はコケたが・・)




この年の4月に自社作品のみならず他社作品情報も含めた総合映画データベースのプロト版が完成。その後マイナー・チェンジを重ねていくが、このDBの誕生で総合的にみて業務スピードは1.5倍ほどに改善された。但し、以前の仕事に比べて最新情報が入手しづらい環境になってしまったため、情報取得のために自腹も余儀なくされる状態だった。コツコツと地味ぃに情報蓄積する時代が続く。関係ないが、昨年末都内に引越ししたことで映画館へのアクセスがいままでよりもよくなり、劇場での鑑賞比率がグンとUP。


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